こどもまちづくりクラブ2024、第2回こども会議をおこないました。

第1回から間をおかず、翌週開催。 第2回こども会議は、いよいよ会議っぽくなっていきます。
きょうのゴールは、「こどもだけでまちをつくる」ってどういうことなのか、みんなで考えてイメージを持つ、ということ。
いきなり難しそう! でも、第2回会議からは、こども運営メンバーが会議進行を担当していきます。

まずは、前回の宿題。
みんなが暮らしている川崎市のなかで、こどもにとって楽しいところってどこ?
実際のまちをイメージしてみようと、川崎市観光協会のフォトギャラリーから写真をお借りしてつくった「川崎市カード」をみながら話をしました。
<川崎市観光協会 フォトギャラリー ※許可を申請して使用しました>
グループで話した後は、みんなでシェアタイム。工場夜景や、生田緑地の自然、多摩川の流れ、二ケ領用水の春の桜の風景…あたりを選ぶ子が多かったです。「ミニカワサキのまちにもお花を飾りたい」というアイディアなどが出てきて、ステキ!
「こどもだけでまちをつくる」ってどういうことか?を考えていくまえに、まちにどんなお店があるのかを考えてみました。運営メンバーが公共(シティプランナー)の仕事と、自分でやるお店(オーナー)の違いを説明してくれて、知っているおみせを出していきます。

たくさん意見が出ました! こどもたちも、「まち」で暮らすプロですから。いろんなこと知ってるんですねー!
次に、こどもたちだけでまちをつくったら?を考えていきました。
これはなかなか発想が難しいね。

もう少し違う角度で考えてみよう!
自分がやってみたいお店を考えてみます。
それは「どんなお店」なのか?「何を売るのか」。 そして、そのお店をやることで「まちがどうよくなるのか」

難しそうだなぁと思ったのですが、子ども達はすごくいい意見を出してくれるのです。
たとえば・・・ 「わたしのつくるアクセサリー屋さんは、色違いの商品を用意するので、一緒に来たお友達とおそろいで買って、仲良くなれると思います」
「ラーメン屋さんをやりたいです。たくさんご飯を食べれると、みんながハッピーになれると思います」
そのお店をやることで、まちがどうよくなるか?なんて考えたこともないけど、言葉に出してみるとちゃんと「理由」が見えてくる。
いい議論をしていました!
どんなお店をしたいか?を発表しあうことで、みんなから、どうやったらもっとおもしろくなるか?どうやったら実現できるか?のアイディアも集まってきます。初めてミニカワサキに参加する子も、ワクワクしてきたんじゃないかな??

この日は、午前中は「初めてミニカワサキに参加する子」、午後は「参加が2回目以上の子」と時間を分けました。午後の会議では、市長選挙をいつやるのか?どんな条件でやるのか?といったまち全体のことも発想し始めました。
この後ミニカワサキのこども会議は、1カ月半ほど間があきます。 その間、個別相談や、なつやすみワークショップを通して、徐々に内容を詰めていくことになります!続きをお楽しみにー!
Comments